筋トレの「インターバル/休憩時間」と言えば、場面場面で決めている人も多いのではないだろうか。筆者の場合インターバルは集中できそうな時は感覚で休憩を決め、集中力が欠けていると感じた時はタイマーを使ってインターバルを決めている。
そして「感覚で決めるインターバル」と「タイマーを使うインターバル」両方を使い分けている身として結論を言えば「タイマーを使った方が安定して集中できる」という事。インターバルをタイマーで決めておく事で集中力を保てたりトレーニングパフォーマンス管理の安定に繋がっている。
しかし、そういったパフォーマンスをわかっていても「トレ中はスマホはなるべく触らない」と頭で決めているせいかタイマーを使いたくても避けてしまうシーンも実のところあってしまう。
そんな今回はつい最近から使い出した中でも筋トレのインターバルを設定するアイテムとしておすすめできるタイマーを手に入れたので紹介したい!
「タイマーは使いたいけど面倒くさい!」「音がうるさいのでタイマーが使いたくても使えない!」という人は特におすすめだ!
筋トレで使うタイマーにTickTimeが結構使える件
さて、さっそく!筋トレで使うおすすめできるタイマーはこれ。
「TickTime Pro/ポモドーロ版」
値段は6500円と一般的にはお高めのタイマーだが「細かい事が効率化される物好き」には妥当な値段と言えるだろう。そんな筆者がまさに「細かい事が効率化される物好き」なわけだが、これがまた筋トレをする際によくハマってくれた。
それではTickTime Proが筋トレのタイマーとして結構使えるポイントを紹介していこう!
スピーディーにタイマーセットできる
例えばスマホアプリやスマホのタイマーを設定すると画面を開き触れなければならない。更にスマホを触る際に「ついでにSNSを触ってしまう」「ついでにLINEを触ってしまう」などの非効率軸が垣間見えてしまったりもする。
TickTimeの場合、テンプレート機能を使う場合は「置き直すだけ」でタイマーがセットできるうえに、手動設定の場合もワンタッチからの置き直すだけで好きなインターバル時間をスピーディに設定できるのだ。
【GIF: TickTime手動20秒設定】
この細かい効率化は「ボタン押す行動と変わりない」を言えばそうかもしれないが、余計な行動の生成防止に繋がり、「快適」に導かれたトレーニングに繋がり、結果的にトレーニングの集中力を保ちやすくしてくれる。
音量無し点滅/音量無し点滅バイブレーション〜ボリューム5段階まで音量調整できる
普通のタイマーの場合、ホームジムだと環境次第では音がうるさかったりする事で「近所への配慮」などの理由からタイマーを使わなくなってしまう事態もよくある事だ。もはやホームトレーニングあるあると言ってもいいのではないだろうか。また、スポーツジムでも音を気にしてタイマーを使わなくなった人もいるはずだ。
TickTimeは音量調整できるうえに「音無し点滅」や「音無しバイブレーション点滅」というのもできてしまう。タイマーを使う際に「音量を気にする人」にとってはTickTimeはノンストレスとなるだろう。
電池いらずなのでランニングコスト不要!充電がタイプCケーブルの充電
TickTimeはタイプCケーブルの充電式なので電池を買わなくていいのでランニングコストがかからない。また、スマホを使う事がなくなるので、本来残しておくべきスマホのエネルギーも節約できる。こういった盲点を潰す事での生活効率化にも繋がる。
注意点としてはTickTimeを筋トレに使う場合、充電部の穴にフタがないので注意しなければならない。なぜなら汗の侵入で壊れる可能性がある事が最悪予測されるからだ。これについては最悪の予測なので防水性や耐水性は調査しきれていない部分だ。筆者の場合はセロハンテープでカバーしている。
充電は一回するとかなり長持ちするので面倒ではないので充電の耐久性については◎。
TickTime/ポモドーロ版をレビュー!
さて、ここまで「TickTimeを筋トレに使うと便利!」という事を書いてきたが、次はTickTimeを使ってきた感想/レビューを書いていきたい。実際に筋トレ以外にも活躍するシーンがあり、ダンベル武蔵のサイトづくりや記事づくり、その他デスクワークなどに活躍している。
それではまずはマイナスポイントから!
細かい仕様の把握に時間がかかる
例えば、これは説明書にも書いてある事ではあるがTickTime本体を横に向けたままボタンを触ると音量調整、TickTime本体を縦に向けたままボタンに触ると手動タイマー調整など、本体の向きで使える機能が異なる為、慣れるのに少し時間がかかる。
そもそもこのTickTimeはシンプル構造でボタンが2つしかない為、細かい機能の把握に時間がかかったので正直まだ知らない仕様が隠されていそうと思えてくる。
手動調整する際「戻るボタン」がない(解決策は一応ある)
これについても「細かい仕様の把握に時間がかかる」の大部分を占める内容とも言える。
まず、TickTimeにある数少ない2つのボタンで操るタイマー手動調整モードでは短く押せば分ボタンは1分ずつ、秒ボタンは1秒ずつ進み、長押しで分ボタンは5分ずつ、秒ボタンは5秒ずつ進む。ただし戻るボタンがない為一度間違えて進んでしまうとMAXまで進めなければならないのが超絶面倒。
ここでの解決策は、
分ボタンと秒ボタンの両方を長押しすると電源が切れて前回の記録から始める事ができるのでその機能をうまく使って手動調整できる事。また、一度手動設定を1秒でも機能させたあとに設定し直す分と0分0秒に戻ってくれるのでその点を理解すれば扱いやすくなるだろう。
ストップウォッチ機能もあるけど使いにくい
【GIF: ストップウォッチモード10秒お試し】
この機能は筆者自身使わないが、いざ使ってみるとかなり使いにくい。ストップウォッチモードをスタートすると「現在何秒経っているか?何分経っているか?」というのが確認画面を向けるまで見れない。見る方法があるがかなり特殊な仕様で、確認画面を向けたあとゆっくりと横にむけるとタイマーが再スタートされて見れるようになるなど、特殊な仕様がこのタイマーには隠されている。
そもそもこのタイマーはポモドーロテクニックがやりやすいようつくられている為と予想されるので、このストップウォッチは「ついでの機能」といってもいいだろう。
ポモドーロテクニックに最適な仕様
このタイマーはデフォルトで「3分/5分/10分/15分/25分/30分」面があり、それぞれの面を上に向けるとタイマーがスタートする。そしてこの仕様がポモドーロテクニックがしやすいようになっている。
ポモドーロテクニックとは25分作業して5分休憩を4~5回繰り返し4~5回のうち一回は15分〜30分の休憩をとるといった生産性をあげるテクニックの一つでフランチェスコ・シリロ氏が考案した時間管理術。ポモドーロとはイタリア語で「トマト」の事を言い、シリロ氏がトマトのキッチンタイマーを使用していた事からつけられた。
書籍「どんな仕事も「25分+5分」で結果が出る ポモドーロ・テクニック入門」によると「集中力のパフォーマンスは25分が限界」である事から作業時間が25分という区切りになっている。
筆者も実際にデスクワークでポモドーロテクニックを実践しているがメリハリができるし良い感じに集中できて実践しやすいテクニックだと感じた。
総合評価は「結構最高!」です!
TickTimeはシンプルな構造であるが故に細かい操作性に多少首を傾げる事もあるが、慣れるとかなり使いやすい。実のところ、ポモドーロテクニックを導入する為にTickTimeを購入したものの、筋トレでめちゃくちゃ活躍してくれているのが良い想定外だった。
筋トレでの最高ポイントは音量調整ができる事、操作性に細かいストレスが無い事。すっかり筋トレタイマーのメインに活躍しているのでダンベル武蔵での紹介となった!
それでは今回はここまで。本日も良きトレーニングを!